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阪急不動産が、京都市中京区の京都国際ホテル跡地で計画してきたマンション開発を断念する方針を固めたことが25日分かったと京都新聞が掲載している。
跡地は世界遺産、二条城の東側正面にあるため、市がマンション転用に反対し、ホテル誘致を要望していた。
 同ホテルは藤田観光(東京)が経営していたが、施設の老朽化などを理由に昨年12月に閉館した。阪急不動産が土地約7500平方メートルと建物を取得し、主力のマンション開発を含めて事業計画を検討してきた。

一方、市は今年1月、外国人観光客が今後も増加するとの予測や二条城前の好立地を踏まえ、ホテル誘致の要望書を提出するなど異例の対応をとってきた。マンションになれば市内屈指の高級物件で、首都圏や海外の富裕層による別荘需要が中心になることから、市街地空洞化につながると懸念していた。
 阪急不動産は「まだ決定した事項はない」としている。複数の市幹部は同日、マンション開発断念の方向性を歓迎した上で、引き続きホテル誘致を求める考えを示した。
 以上、

京都がもっと歴史を考えるならば、世界から寄付金を募り、ローマのように歴史地区と新都市地区を完全に分離する必要があろう。規制がかかっているところは一部に過ぎない。

解体を待つ京都国際ホテル
解体を待つ京都国際ホテル