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求人情報会社の「リクルートジョブズ」の首都圏・関西・東海の3大都市圏で、企業がアルバイトやパートを募集するときに提示している時給を調査によると、6月の時給は平均で967円と、去年の同じ月を10円上回り、調査を始めた平成18年以降、最も高くなったという。

業種別に見ると、調査対象の6つの業種すべてで上昇、コールセンターのスタッフなどの「事務系」が去年の同月より26円高い986円、「販売・サービス系」が7円高い945円、飲食店などで勤める「フード系」が7円高い938円となった。

また、「派遣社員」の時給も平均で1596円と去年の同じ月を46円上回り、調査を始めた平成19年2月以降、最高となっている。

リクルートジョブズ・ジョブズリサーチセンターの宇佐川邦子センター長は「景気の回復傾向を背景に、企業の人手不足感と時給の高止まりは、当面、続くのではないか」と話しているという。