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財務省は8月7日、7月上中旬分貿易統計速報を発表し、輸出金額4兆651億1800万円(前年同月比4.2%増)、輸入金額3兆9639億1900万円(▲10.5%減)となった。
輸出と輸入の差引額はマイナス1011億9800万円。
円安は約20%進んでおり、円ベースで4.2%増の増加は、実質大幅減少といえる。
別途報告掲載している7月の中国の7月の貿易を参照してください。

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7月上中旬貿易統計速報
 
2015年 7月上旬
2014年  7月上旬
伸 率
輸 出
4,065,118
3,900,097
4.2
輸 入
3,963,919
4,430,065
-10.5
差 引
-313,349
-461,984
 
貿易総額
8,029,037
8,330,162
-3.7
・今年と昨年の7月上旬では円安約20%進行
 
日本はもはや輸出立国ではない
 
輸出額
前年
円安効果
 
/億円
同月比
前年
当年
 
2015年6月
65,057
9.5%
101.97円
123.06円
20.7%
2015年上半期
378,080
7.9%
102.70円
119.96円
16.8%
日本の輸出企業はすでに海外へ工場移転し、実質増加していない。円安効果の見せ掛け増である。マイナスだった場合円安分も減少したことになる。
 
中国への輸出
 
/億円
前年同期比
2014年上半期
63,323
8.5%
2014年下半期
70,491
3.8%
2015年上半期
64,731
2.2%
・円安に鑑みれば大幅に減少している