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フランスと地中海側で接するカタロニア、スペイン経済は国家財政実質破綻で低迷している ものの、経済ではカタロニアがスペインを背負っており、元々フランスとの関係が深い自治州で独立色が強い土地柄。また、フランス北部ではバスク地方が接 し、元々バスク王国があった地、これまでも独立過激派が爆破事件など起こしている。

スペインのカタルーニャ(カタロニア)27日、州議会選挙(135議席、過半は68議席)の投開票が行われ、出口調査によると、同国からの分離独立を掲げる政党が過半数の議席を獲得するとみられる。

地元放送局TV3の調査によると、独立賛成派の選挙連合「Junts pel Si」が63─66議席を、別の独立賛成派の左派CUPが11─13議席をそれぞれ獲得する見通し。

スペイン政府は、カタロニアの独立に猛然と反対しており、自治権拡大を要求しても無視すると見られ、見返りに新たに軍隊でも送り込むのだろうか。
しかし、スペインの雲行きだけは今後怪しくなってくる。