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独紙ハンデルスブラットは6日、フォルクスワーゲン(VW)は、800万台にのぼるディーゼル車に欧州連合(EU)の排ガス試験の結果を不正に操作することができるソフトウエアを搭載していたと認めたと報道した。
VWは、議員らに送付した2日付書簡の中で、1.2リッター、1.6リッター、2.0リッターのエンジンを搭載した車両に影響が及ぶことを明らかにした。
書簡には、元政府報道官で現在はVWのチーフロビイストを務めるトーマス・シュテーグ氏らの署名があり、「数人の個人による不正行為」を謝罪しているほか、問題の完全解明を約束しているという。
VWはこれまでに、世界で最大1100万台のディーゼル車を修理する必要があることを明らかにしており、そのうちドイツ国内は280万台としている。
以上、報道参照

米国では、2009~2015年販売のEA189型2.0リットルTDIエンジン搭載の48万2千台としていた。

VW-G 不正ソフト搭載「EA189型」TDIエンジン                            各国販売状況 2015.10.3現在
/万台
VW-G
VW
Audi
ショコダ
米国
48.2
 
 
 
ドイツ
280.0
 
 
 
英国
119.0
50.8
39.3
13.1
フランス
94.8
60.0
19.0
6.5
スペイン
68.4
 
 
 
イタリア
65.0
 
 
 
オーストリア
36.4
 
 
 
スイス
13.0
 
 
 
韓国
12.1
9.2
2.8
 
ルクセンブルグ
4.0
 
 
 
ポルトガル
 
 
 
 
カナダ
 
 
 
 
インド
 
 
 
 
ロシア
 
 
 
 
 
 
 
 
 
中国
1946
 
 
 
中国は輸入車のみが対象、VWの中国生産車はガソリン車のみ