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内閣府が7日発表した8月の景気動向指数は、景気の現状を示す一致指数が前月比▲0.6ポイント低下の112.5(2010年=100)で、2ヶ月連続して悪化した。
テレビなど家電製品の出荷が振るわなかったほか、景気低迷の中国向けの工作機械や北米向けの自動車の生産や出荷が低調だった。
 ただ、足元の景気動向をさらに見極める必要があるとして、内閣府は景気の基調判断を3ヶ連続で据え置き「足踏みを示している」とした。
 指数を構成する経済指標のうち、投資財出荷指数(除輸送機械)が▲4.8ポイントと大幅に落ち込み、また小売業の商業販売額や鉱工業生産指数など計6指標がマイナスになった。

一方、製造業の中小企業の出荷指数など2指標は改善した。

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