日本でも過去、演技のため歯を全部抜いた俳優もいたが、リチャード・ギア（６６）は、ニューヨークの路上でホームレスになりすまして路上生活を体験したことを、フェースブックで明かして話題になっていると報道されている。

ニット帽に、ジャンパー姿の薄汚れた格好で道端に座る写真と共に、「覆面ホームレスとしてニューヨークにいた時、誰も僕のことに気付かなかった。
ホームレスになるとはどんな気持ちなのか分かった。人々は、ただ私の前を通り過ぎ、蔑んだ目を向けていた。たった一人の親切な女性だけが、食べ物を恵んでくれた。この経験を一生忘れない」とコメントを掲載している。

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ギアは、この体験後、自分たちがいかに恵まれているかに改めて気付いたと言い、それからは街中でホームレスを見かけるたびに食事と１００ドルを渡すようにしていると言う。

ギアは全米公開中の映画「タイム・アウト・オブ・マインド」でホームレスを演じており、その撮影のために今春、ニューヨークのリトル・イタリー地区の路上で、その完璧さに本物のホームレスと間違われ、通行人の女性からピザの施しを受け、食べたという。
この女性は、報道されたことにより２日後、ホームレスがリチャード・ギアだったことを知ったそうだ。

リチャード・ギアは、『HACHI 約束の犬』でも静かに静かに好演。こうした社会派でも通用する俳優がめっきり少なくなった。
以上、報道などから・・・
ホームレスを体現しながらの撮影。当作品はリチャード･ギアがプロデューサーも兼ねている。