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2012年に発足した原子力規制緩和委員会と事務局の原子力規制緩和庁が、12、13年度に、行政文書の管理状況に関する庁内の点検・監査を実施していないにもかかわらず、内閣府には「実施した」などと虚偽の報告をしていたことが14日分かったと報道されている。
田中委員長率いる規制緩和委は、行政文書の管理簿(リスト)を公文書管理法に反して公開していなかったことも明らかになっている。

公文書管理法では、行政文書の管理の状況を毎年、首相に報告するよう義務付けられており、同庁の文書管理規則では、行政文書の管理状況の点検と監査を年1回以上実施するよう定めている。

原子力規制緩和庁法務室によると、内閣府に対して、12年度は「監査と点検を実施」、13年度は「点検の一部を実施」と、実態と異なる虚偽報告をしていた。また、14年度は点検・監査をしていたが、管理簿の状況は調べていなかったという。
 法務室は「12、13年度は規制緩和委の前身である旧原子力安全・保安院などが実施した文書の点検作業を根拠に、『実施済み』などと報告した」と釈明しているが、点検・監査が未実施だった理由については明らかにしていない。
 以上、

田中原発規制緩和委員長は麻生閣下のように「面倒くさっ」とおっしゃるのだろうか。