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原子力規制緩和委員会は31日、東電柏崎刈羽原発(新潟県)で、安全上重要なケーブルが一般のケーブルと交ざって敷設されていた問題で、各電力会社に調査を求め、各社が調査結果を報告した。同様の不適切なケーブル敷設は6原発で計3674件に上っているという。

不適切なケーブル敷設があったのは、
東電柏崎刈羽(新潟県)
福島第二(福島県)、
東北電力女川(宮城県)、
東通(青森県)、
中部電力浜岡(静岡県)、
北陸電力志賀(石川県)
の6原発。
と、日本原燃の核燃料再処理工場(青森県)でも351件あった。

 原発では、火災が起きても複数の機器が同時に機能を失わないよう、原子炉の制御などに必要な重要ケーブルは、他の一般ケーブルと分ける必要がある。しかし、6原発では、区分が必要なケーブルが混在していたり、延焼を防ぐ仕切り板が設置されていない場所があったりしているという。
以上、
これでは万が一の場合、火災等の事故において、残された本体の制御も何もかもできなくなってしまうおそれがある。なにを考えているのやら・・・。安全神話の慣れほど怖いものはない。