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アベノミクスでは貧困者は救済する方式の貧富の差拡大路線をとっており、生活保護世帯が増加するのはやむをえないものと見られる。それも高齢者世帯の受給の増加が多くなっている。親子の縁も廃れた美しい日本を目指している。
厚労省によると、今年9月に生活保護を受けた世帯は162万9,598世帯で、前月より874世帯増えてこれまでの最多となった。

世帯別では
65歳以上の「高齢者世帯」が80万301世帯で全体の半数近くを占め、初めて80万世帯を超えた。このうちの72万世帯余りは1人暮らしの世帯。

次いで働くことのできる世代を含む「その他の世帯」が27万2564世帯、
けがや病気などで働けない「傷病者世帯」が25万3386世帯、
「障害者世帯」が18万9752世帯、「母子世帯」が10万4723世帯
となっている。

また、生活保護を受けた人の数も前月より228人増えて216万3584人となった。高齢者の単身世帯が増えるなか、年金だけでは生活できない人も増えている。生活保護を受ける高齢者世帯は今後も増加するとみられるという。