sponsored

大分市松岡の大型団地「京が丘」開発の(株)エンタープライズ自由ケ丘(大分市京が丘南1-824-14、代表:工藤英俊)は1月15日、申請処理を阿部貴 史弁護士(電話097-534-5514)に一任して、大分地方裁判所へ民事再生法の適用申請をした。監督員には、渡辺耕太弁護士(電話 097-538-2126)が選任されている。

 負債額は約152億円。

 同社はバブル末期の平成4年に、大分市の松岡地区に大型団地「京が丘」1602区画の開発目的に設立された住宅団地のデベロッパー。しかし、バブル時代に計画されたことから、その後開発を行ったものの販売不振、地価下落、採算割れが続いた。これまでに販売されたのは500区画あまりある。こうしたことから、悪化している財務内容や資金繰りを圧迫している借り入れ返済金について、抜本的な財務内容の改善をはかるため今回の措置をとった。

 以上、

地価下落、少子化、経済低迷、商業施設の都心回帰が進む大分市にあり、今後の販売計画の見直し、現実味ある再生計画が求められよう。