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国土交通省は18日、地震で被害を受けた九州新幹線の写真を公表した。
車両の脱線だけではなく、レールや線路を支えるコンクリートの柱が多数壊れていることから、運行再開には長期間を要すると見られる。

国土交通省によると、九州新幹線は熊本総合車両所の保守基地内のクレーンが落下したほか、新玉名-熊本間で外壁が壊れているのが見つかっている。このほか、高架橋の亀裂や軌道の損傷、防音壁が落下するなどの被害も判明している。
国交省によると、公表したのは16日未明のマグニチュード7.3の地震以降にJR九州が点検した際に撮影したもの。

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沿線の煙突の倒壊によって防音壁が壊れたほか、

少なくとも防音壁の落下が50ヶ所、
高架橋の亀裂が25ヶ所、
ホームを支えるコンクリート柱の破損が約20ヶ所みつかり、
17日時点でいまだに被害の全容を把握していない。
国交省の担当者は「点検が終了する時期も不明」としている。
震度4以上の直下型の地震があり続ける限り、本震等によりまだ見えなかったヒビや割れが表面化するなどして増加し続けるものと見られる。
震度4以上の地震が続く限り本格的な復旧工事もできないだろう。

九州新幹線

九州新幹線