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中南米を中心に流行が続くジカ熱について、アメリカなどの研究グループが2種類のワクチンを開発し、マウスを使った実験でジカウイルスの感染を防ぐことに初めて成功したと発表した。

この研究を行ったのはアメリカのハーバード大学やブラジルのサンパウロ大学などのグループで、グループでは、中南米を中心に流行が続くジカ熱について、ウイルスの一部を材料にした「DNAワクチン」と、病原性を無くしたウイルスを使う「不活化ワクチン」の2種類を開発。

そして、この2種類のワクチンをそれぞれマウスに投与し、4週間後、マウスの血液中にジカウイルスを投入。
その結果、ワクチンを投与しなかったマウスでは血液中でウイルスが増加したが、ワクチンを投与したマウスではいずれのワクチンでも血液中からウイルスが検出されなくなったということで、グループでは、ジカウイルスの感染を防ぐことに初めて成功したとしている。

以上、NHKより抜粋

ジカ熱

先はまだ長いが早急な実用化が待たれる。