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米WSJは11日、テスラモーターズの電気自動車「モデルS」で、自動走行中に死亡事故が起きた問題で、米証券取引委員会(SEC)が調査を始めたと報じた。同社が事故の報告を怠り、連邦証券法に違反した可能性があるという。
米高速道路交通安全局(NHTSA)によると、事故はフロリダ州の高速道路で5月7日に発生。テスラの「2015モデルS」が自動走行モードで走行中、側 道から出てきたトレーラーと衝突し、運転手が死亡した。急な割り込みに自動走行中のEVが反応せず、ブレーキを効かせずそのままトレーラーに潜り込む形で 追突した。トレーラーが晴天中の雲と同じ白色だったことも反応しなかったことも一因とされている。
死亡した運転手は、運転を放棄しDVD鑑賞していた疑いがもたれているが、自動走行車は、あくまで運転手が運転する補助的なシステムであり、運転を放棄し車自体に依存した場合の危険性を露呈させた事故となった。

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