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酒田市は5日、JR酒田駅前の再開発事業で公募の結果、事業予定者を西松建設に決定したと発表した。
公募には、県内外の5業者から応募があり、有識者ら8人による選定委員会が、書類審査や公開審査会などを経て選定した。市が実施した市民アンケートでも、西松建設の案を支持する意見が最も多かったという。

西松建設の案では、吹き抜け構造の図書館を中心とした「ライブラリーセンター」のほか、ホテルや集合住宅(分譲マンション?)を併設する。
総事業費は102億円。西松建設が約50億円、酒田市が約40億円をそれぞれ負担し、残り役12億円を国と県の補助金でまかなう。

選定委員会は、再開発事業が2度頓挫した経緯を踏まえ、事業の確実性を重視したという。西松建設の案は、事業のために特別目的会社を設立する点や、市場調査を徹底していた点などが評価された。一方、外観や意匠で「酒田らしさが足りない」などの意見も出された。
市は9月頃に西松建設や地権者と基本協定を締結し、2020年度中の完成を目指す。丸山至市長は「酒田らしさや地元への経済波及効果を出すために、調整委員会を設置して協議を続ける」と述べた。
以上、報道参照

<以前決定していたR酒田駅前再開発複合施設ビル設計図>
<以前決定していたR酒田駅前再開発複合施設ビル設計図>