今月１４日、オリンピックの競泳男子８００メートルリレーで金メダルを獲得したライアン・ロクテ選手らアメリカ代表の選手４人はリオデジャネイロでタクシーに乗って選手村に向かう途中、銃を持ったグループにタクシーを止められて現金を脅し取られたと訴えていたが、地元警察は１８日に記者会見し、捜査の結果、事実は違うと発表した。

記者会見によると、ロクテ選手ら４人はタクシーで選手村に向かう途中、トイレを使用するためにガソリンスタンドに立ち寄ったが、その後トイレの備品が壊 れているのに従業員が気づき、４人に弁償するよう求めた。

その際に４人がタクシーに乗って立ち去ろうとしたため、警備員がタクシーから降り るよう指示し、拳銃を向けたという。

その弁償代として４人は最終的に２０ドルと１００レアル（日本円で合わせておよそ５０００円）をガソリンスタンド側に渡したものとしている。

オリンピックの警備員が業務中に消防員女性を暴行した国、どっちが正しいか注目される。