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三井松島産業(株)子会社で振興会社のアーバンマイン(株)(長崎市池島町776-1、代表:堀江慎一)は9月9日、自己破産申請の準備に入ることを決議した

負債額は約40億円。

同社は、平成13年に閉山した池島炭鉱の跡地の振興会社として三井松島産業が設立した会社。自動車シュレッダーダストの再資源化プラントやニッケル合金鉄製造プラントを稼動させていた。しかし、軌道に乗らず、この間、資源価格が大幅に値下がりし、採算も取れないことから、平成26年12月事業を停止、今回の株主総会での決議となった。なお、三井松島産業は引き当てしており、業績への影響はない。

三井松島産業はツキから見放されている。中国の経済成長で資源価格が高騰、豪州などに持つ炭鉱の産炭が寄与して、大幅黒字になったと思ったら、中国が尖閣問題で監視船や軍艦まで尖閣に派遣して日本に嫌がらせばかりしている間に、中国経済の低迷が浮き彫りになり、資源価格は暴落、元の木阿弥となってしまった経緯がある。