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「鳴子温泉郷」の老舗旅館の合資会社大正舘(宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷126-4、代表:菊地英文)は9月29日、仙台地裁古川支部において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、小向俊和弁護士(電話022-214-2424)が選任されている。

負債額は約2億円。

同社は大正2年創業の老舗旅館、しかし、リーマン・ショックや東日本大震災により、業績不振が続き、昨年6月旅館業を辞め、建物を生かして喫茶店に事業転換していた。しか、借金返済の目処が立たず、行き詰った。

歴史のある合資会社も減るばかりとなっている。