sponsored

日銀は、経済と物価についての最新の見通し「展望レポート」を公表し、今年度の物価上昇率の見通しをこれまでより0.2ポイント引き下げて、マイナス0.1%に下方修正した。

実際に物価上昇率がマイナスになれば、平成24年度以来、4年ぶりとなる。

日銀がデフレを認めたものとなる。

国は、消費者=国民から税負担や自己負担増など取り上げることばかりせず、消費対策を打ち出さなければ、デフレが再び深刻になる可能性もある。

デフレに付いて回るのが円高、長期的に輸出企業の業績をさらに圧迫するおそれもある。

為替市場は、米国市場(31日の取引)で久しぶりに105円10銭台をつけたが、その後円高に触れ、1日の東京の為替市場では104.70円台(13時30分現在)で取引されている。