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大分県警は24日、情報を漏らしたとして、別府署の署員、後藤匡司朗容疑者(27を)地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで逮捕したと発表した。後藤容疑者は容疑を認めているという。

県警は、後藤容疑者が見返りに報酬を受け取った可能性もあるとして、収賄の疑いも視野に調べる。

後藤容疑者は、別府署生活安全課の保安営業係で、古物商や風俗営業に対する公安委員会の許認可事務などに携わっている。

後藤容疑者は9月中旬ごろ、別府市やその周辺で、職務上知った捜査情報を捜査対象者に電話などで漏らした疑いがある。

別府署は、夏の参院選で労働組合が入る建物の敷地に無断で侵入し、隠しカメラを設置し、監視していた当時の刑事官ら4人が、建造物侵入の疑いで書類送検されている。

こうした事件を、法を遵守すべき別府警察署自身が起し続ければ、市長が観光客をいくら呼び込もうと努力しても、マイナスイメージが先行してしまう。