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財務省の発表によると、海外との貿易や金融取引などでどれだけ稼いだかを示すことし10月の日本の経常収支は、1兆7199億円の黒字となった。経常収支が黒字になるのは28か月連続。

貿易収支が少々赤字になろうと、原油安下、大手製造業の殆どが海外へ工場を移転させており、そこからの収益で経常収支は黒字となる。
これで、海外工場が日本へ回帰すれば、人手不足がさらに深刻になり、安倍首相が賃金を上げてくれと財界にお願いせずとも上がるはずだが・・・。それほど労働年齢(15~60歳)に占める少子高齢化が進み、労働年齢の人口が大幅に減少しているということ。

 いくら円安になろうと、大手製造業者の工場が日本へ帰ってくる気配はない。

大手企業は、日本国が膨大な負債から財政破綻しても、海外資産を大きくして、より耐えられるようにしている。日本企業は国を利用はするが信用はしていない。