米商務省が６日発表した１０月の貿易収支の赤字額は、前月比１７．８％増の▲４２６億０１００万ドルとなった。

市場は４１８億ドルの赤字を予想していた。

９月の数字は当初発表の３６４億４０００万ドルから３６１億６６００万ドルにやや下方改定された。

輸出額は1.8％減の1864億ドルと、１月以来の大幅なマイナス。食品や消費財、工業用物資の輸出が減速した。

輸入額は1.3％増の2290億ドル。通信機器や医薬品、携帯電話が増えた。

第４四半期は、第３四半期多かった大豆やその他の製品の輸出が、１０月には減少しており、米経済にとって貿易が重しとなる可能性がある。

インフレ調整後の１０月の貿易赤字は６０３億４８００万ドルで、赤字幅は９月の５４１億５４００万ドルから拡大した。
以上、

トランプ次期大統領が貿易不均衡を叫んでいるが、すでにトランプ効果（内需拡大の公共投資拡大と減税）でドル高になっており、さらに輸出にとってマイナス圧力になる。・・・とうすんだろ。

↓　米国の貿易収支推移