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韓国では、MERS対策の不手際と同じように対応の遅れや適切な対応が取られず、高病原性鳥インフルエンザが、ほぼ全国的に猛威を振るい、史上最悪の被害が出ている。

感染が確認されてからの48日間に殺処分された家禽類(鶏・アヒル・うずらなど)が3000万羽を超えた。

韓国の農林畜産食品部は3日午前0時までに、鶏2582万羽やアヒル233万羽、ウズラなど218万羽の計3033万羽が処分されたと発表した。

このうち鶏の被害は最も深刻で、飼育されている採卵鶏全体の32.1%が殺処分になった。ただ、この1週間、感染の疑いの通報件数が1日2件を超えず、感染拡大は沈静化しつつあるとみられるという。