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元酒類卸販売の(有)酒のえびす屋(熊本市中央区九品寺1-16-7、代表:中村京子)と関連で元ビジネスホテル運営の(有)ユリウス(熊本市中央区安政町6-4、代表:同)は2月13日、熊本地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、内田光也弁護士(電話096-324-8522)が選任されている。

負債額は酒のえびす屋が約5千万円、ユリウスが約4億円。

(有)酒のえびす屋は、昭和45年創業の酒類卸販売業者。コンビニや量販店に押され、売上高が低迷、ホテル事業に資金も固定化し、同社は経営不振から休眠会社になっていた。

一方、ホテル事業のユリウスも大手チェーンホテルの大量進出でホテルの稼働率が悪化し、事実上行き詰まり、同社はホテル不動産を昨年売却し、今回法人を最終処理するもの。