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自社ブランド「千草」の西陣帯卸業(株)中島(京都市上京区室町新町の間寺之内上る下木下町178、代表:中島定男)は3月29日事業停止、事後処理を大谷俊介弁護士(電話075-253-2035)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額は約2億円。

同社は昭和29年創業の西陣帯地卸会社。デフレ不況、消費不況、少子化により呉服市場の縮小が続き、売り上げ不振が続き、今回の事態に至った。

呉服の古着が古着店で超安価に販売されている。着付けも今では簡単になっている。しかし、着る機会も少なく、誰も着ろうとは思わなくなっている。ファーストレディくらい「美しい日本」を代表する着物を着用しないのだろうか。久しく衰退産業なのだろう。