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国交省が28日発表した平成26年度(2016年度)の住宅着工戸数は次のとおりとなっている。
平成28年度の新設住宅着工戸数は, 前年度と比較すると全体で5.8%の増加となった。

1.総戸数
○28年度の新設住宅着工戸数は974,137戸。
○前年度比では 5.8%増となり,2年連続の増加。
○新設住宅着工床面積は 78,705千㎡,前年度比 4.1%増,2年連続の増加。

2.利用関係別戸数
(1)持家=注文住宅
○28年度の持家は291,783戸(前年度比 2.6%増,2年連続の増加)

(2)貸家=借家、アパート、賃貸マンション
○28年度の貸家は 427,275戸(前年度比11.4%増,2年連続の増加)

(3)分譲住宅
○28年度の分譲住宅は 249,286戸(前年度比1.1%増,2年連続の増加)
・分譲マンションは 112,354戸(同▲5.1%減,昨年度の増加から再びの減少)
・戸建分譲住宅は134,700戸(同 6.7%増,2年連続の増加)

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3、内訳グラフ
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4.地域別戸数
○首都圏 総戸数(前年度比7.9%増)
持家(同▲0.3%減),
貸家(同14.0%増),
分譲住宅(同5.3%増)
うち分譲マンション(同3.4%増),
うち戸建分譲住宅(同7.3%増)

○中部圏 総戸数(前年度比 3.7%増)
持家(同1.4%増),
貸家(同8.5%増),
分譲住宅(同1.0%増)
うち分譲マンション(同▲19.7%減),
うち戸建分譲住宅(同10.0%増)

○近畿圏 総戸数(前年度比 2.7%増)
持家(同6.1%増),
貸家(同10.5%増),
分譲住宅(同▲7.2%減)
うち分譲マンション(同▲14.4%減),
うち戸建分譲住宅(同1.7%増)

○その他地域 総戸数(前年度比 5.9%増)
持家(同3.3%増),
貸家(同10.1%増),
分譲住宅(同▲1.0%減)
うち分譲マンション(同▲14.0%減),
うち一戸建住宅(同7.4%増)

<住宅着工戸数と賃貸住宅戸数の関係推移>

住宅着工戸数推移と賃貸住宅物件の推移
 
総着工戸数
賃貸住宅
 
戸数
前年度比
戸数
前年度比
構成率
平成20年度
1,039,214
0.3%
444,848
3.2%
42.8%
平成21年度
775,277
-25.4%
311,463
-30.0%
40.2%
平成22年度
819,020
5.6%
291,840
-6.3%
35.6%
平成23年度
841,246
2.7%
289,762
-0.7%
34.4%
平成24年度
893,002
6.2%
320,891
10.7%
35.9%
平成25年度
987,254
10.6%
369,993
15.3%
37.5%
平成26年度
880,470
-10.8%
358,340
-3.1%
40.7%
平成27年度
920,537
4.6%
383,678
7.1%
41.7%
平成28年度
974,137
5.8%
427,275
11.4%
43.9%
・20年リーマンショック、23年東日本大震災、26年消費税増税、27年相続税改正