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明治時代創業の桐生織物製造業者の飯塚機業(株)(群馬県桐生市広沢町6-927、代表:飯塚春雄)は3月30日、前橋地裁桐生支部において、再生手続き廃止命令を受けた。保全管理人には、丸山和貴弁護士(電話027-231-3507)が選任されている。

負債額は約9億円。

同社は昨年7月民事再生を申請していたが、受注環境が改善せず、売り上げ不振から、資金繰りに行き詰まり、民事再生を断念し、明治から歴史を閉じた。金融機関が借金を大幅に減らす必要性もあったと見られる。

金融機関は、政府日銀のマイナス金利導入により収益基盤の一つをなくしており、これまでのような借金棒引きなど難しくなってきている。

既報のとおり。

既報記事
桐生織物の飯塚機業(株)(群馬)/民事再生申請
追報:飯塚機業(株)(群馬)/民事再生手続き開始決定