sponsored

警察は7日午前、2月16日、「アスクル」の埼玉県三芳町にある3階建ての倉庫で起きた火災で、倉庫内に貯蔵されていたスプレー缶などに含まれる可燃性のある危険物の総量が、法律で定めた基準を数倍上回っていた疑いがあることがわかり、消防法違反の疑いでアスクルの本社などの捜索に入り、防火体制に問題がなかったか調べている。

東京・江東区にあるオフィス用品の通販大手「アスクル」の本社と、今回の火災が起きた埼玉県三芳町の倉庫を管理していた子会社を捜査している。

火災は、12日間燃え続け、延床面積で東京ドームとほぼ同じ広さの4万5000平方メートルが焼けた。

今回の火災では、スプレー缶に引火したと見られる爆発が複数回起きたことで、消火活動が長期化したと見られている。

警察は、捜索で押収した資料を分析するなどして、防火体制に問題がなかったか調べることにしている。