sponsored

3月に韓国を訪れた中国人観光客が前年比で約▲40%も減少したことが分かった。

中国が3月15日から、THAAD(終末高高度迎撃ミサイル)の韓国配備への報復措置の一つとして、韓国行き団体観光商品の販売を禁止したことが影響した。

一方で日本人観光客は22%も増加した。

文化体育観光部(省に相当)が5日に発表した統計によると、

3月来韓した中国人観光客は37万3千人で、前年同月比で▲39%減少した。

外国人全体で見ると、3月来韓した外国人観光客は124万6千人で、前年同月比▲11%減だった。

日本人観光客は22%増の61万人(全訪韓客数割合48.9%)で、東南アジアや中東からも10%増の24万人が来韓したが、中国人観光客の急減が来韓外国人観光客の全体人数の減少につながった。

文化体育観光部は、中国に偏っていた来韓外国人の国籍を多様化するために、海外の戦略市場を中心に、「韓国文化観光フェア」を開催する。

4月から順次、シンガポール、東京、英ロンドン、ベトナム・ハノイ、カザフスタン・アルマトイ、米ニューヨーク、インド・ニューデリーなどで開催予定。