sponsored

神奈川県茅ヶ崎市の茅ケ崎市立病院で、54万円分の抗がん剤が不正に持ち出された事件を受け、病院側が院内の医薬品を調べたところ、抗がん剤など新たに1億400万円余りの薬が治療には使われずなくなっていたことがわかった。
病院は警察に連絡するとともに、管理体制を見直すことにしている。

神奈川県警茅ケ崎署は4月15日、勤務先の茅ケ崎市立病院から抗がん剤を盗んだとして窃盗の容疑で、同病院の主任薬剤師、石川賢悟容疑者(32)=同県海老名市河原口=を逮捕した。
逮捕容疑は、4月14日午後、病院内の薬品庫に保管されていた液体の抗がん剤7箱(時価54万円相当)を盗んだ疑いがもたれている。
その後容疑者は、5月に業務上横領の罪で起訴されている。

この事件を受け、病院側は、昨年4月から今年3月までの間の院内の医薬品の使用状況を調べた結果、抗がん剤など16種類、851箱、金額にして1億427万円分の薬がなくなっているものの、治療に使用された記録が確認できなかったという。
病院は、警察に連絡するとともに、薬品を保管している部屋は、日中、施錠していなかったなど管理体制に問題があったとして体制の見直しを進めるとしている。
  以上、

それ以前の薬剤はどうだったのだろうか。同病院ではずさんな医薬品の管理体制下、管理する薬剤師などが、小遣い稼ぎに以前から転売していた可能性もある。

過去にさかのぼり、徹底した調査が必要だろう。

0719_02.jpg