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麻生太郎財務相は21日閣議後の記者会見で、ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)と十八銀行の経営統合が無期延期に向けて最終調整との報道について、「現実には、両行とも地元のシェアはどんどん減っている。このままだと両行は(事業縮小に)対応できなくなりかねない。そういう事態にならないために(対策を)しっかり考えていかなければならない」と述べた。

以上、

地元シェアは減っていない。ウソはいけない。

対抗する地場銀行が長崎銀行と県外銀行、信金信組しかなく、長崎銀行は中小型信金並の残高しかない。県外の銀行は歯が立たない地域性。

長崎県の銀行は、県南部の十八銀行(長崎市)、県北部の親和銀行(FFG、九州銀行を吸収合併、佐世保市)と昔から相場は決まっている(両行シェアは7割以上)。

大企業は日本の地方の長崎には進出してくれず、海外へ進出している。一方、肝心の三菱長崎造船所は大幅縮小するなど経済規模は縮小していく。少子高齢化が進む中、公共工事で支えられている長崎の産業という構図を変えることは難しい。

麻生 安倍 中川