sponsored

日本鉄鋼連盟が23日発表した7月の粗鋼生産量は前年同月比▲4.3%減の858万8千トンとなり、3ヶ月連続で前年実績を下回った。

高炉の定期修理が増えたことによる影響が続いたことによるもの。

業界では、自動車や建設向けの鋼材需要は好調が続いており、今後、20年の東京五輪関連の需要も伸びてくることから、生産は持ち直すと見ている。

鋼種別では、

自動車の車体や建物の鉄筋に使われる普通鋼が▲6.6%減の650万5千トンとなり、3ヶ月連続のマイナスだった。

強度を高める処理などを施した特殊鋼は3.8%増の208万4千トンと15ヶ月連続で伸びた。

なお、普通鋼鋼材の生産は、▲7.4%言の558万トン、5ヶ月連続減となっている。

相変わらず中国は粗鋼生産量を増加させ続けており、世界中でスキさえあれば韓国勢が入り込み、生産を拡大させている。