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ヨドバシカメラは、東京・新宿5丁目の旧東京厚生年金会館跡地を活用し進めている再開発で、2棟目の自社ビル建設に着手する。
延床面積は1万9500平方メートル。設計・施工は鹿島が担当する。
竣工済みの1棟目(延8900平方メートル)と合わせた規模は延2万8400平方メートルとなる。2棟とも店舗以外のオフィス用途などとして運営していく。2019年3月末の開業を目指す。

東京厚生年金会館跡地の所在地は、新宿区新宿5丁目19の1ほか(敷地面積0.6ヘクタール)。用途地域は商業地域で、靖国通り(都道302号)の北側に面している。

新ビルはS造8階建て延1万9500平方メートル(高さ46.5メートル)の規模で、パーキングエリアとして暫定利用されている跡地南側の区画に整備する。想定している用途はオフィスだが詳細は検討中。

計画地内にある地下建築物(SRC造地下2階建、延9097平方メートル)の解体を10月上旬から2018年1月末ごろまで行い、同2月の本体着工、2019年3月末の竣工を目指す。解体工事も鹿島が担当する。

<1棟目は五洋建設が担当>
ヨドバシカメラは2010年、旧東京厚生年金会館の土地・建物を売却する一般競争入札に応札し、120億円で落札していた。跡地北側で先に開発したビル(2016年着工)はS造7階建て延8900平方メートルの規模で、開業後は同社関連のオフィスとして利用する。設計・施工は五洋建設が担当している。
ヨドバシカメラは、JR新宿駅西口に分散している店舗群(新宿西口本店)の再編計画も別途進めている。詳細な整備スケジュールなどは検討中としている。
以上、日刊建設工業新聞より