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フクシマ原発爆発地の子供に甲状腺ガンが190人も発症しているというのに、国は認めていない。
因果関係については、国は福島県が設置した医療専門家による調査機関を設置しているが、この調査機関が、原発爆発との因果関係をまったく認めていない。何千人発症しても頭から認めない方針なのだろう。水俣病の発生図式とまったく同じ。
調査機関を主導する福島県立医大は、その汚名を永遠に記録するものになろう。長崎大の山下が介在したとんでもない地獄を描く大学のようだ。

<被爆2世問題>
国は因果関係不明で訴訟棄却要求
長崎の被爆者の子ども、いわゆる「被爆2世」の人たちが、遺伝的な影響の可能性が指摘されているのに、被爆者と同じ支援が受けられないのは、法の下の平等を定めた憲法に違反するなどとして、国に賠償を求めた裁判で、国側は「被爆2世が遺伝的影響を受けることは科学的に証明がされていない」として、訴えを退けるよう求めた。

国は現在、「被爆者援護法」に基づいて、被爆者には、がん検診を含む健康診断を行っているほか、医療費の自己負担をなくすなどの支援も行っているが、被爆2世には、年に1回の健康診断を行うにとどまっている。

これについて、長崎の被爆者の子どもで、長崎県や大阪府などに住む49歳から70歳までの合わせて26人が、遺伝的な影響の可能性が専門家から指摘されているのに、被爆者と同じ支援を受けられないのは、法の下の平等を定めた憲法に違反するなどとして、国に対し1人あたり10万円の賠償を求めている。
26日は、2回目の弁論が長崎地方裁判所で開かれ、国側から書面が提出された。

内容は、「被爆2世が遺伝的影響を受けることは科学的に証明がされていない」としている。
このため、遺伝的影響を受けることを前提とした被爆2世の主張は、その前提が成り立っておらず理由がないとして、訴えを退けるよう求めている。