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労働基準監督署が、イオングループの警備会社で、全国で事業を展開する「イオンディライトセキュリティ」(大阪市)が、東京都内の5ヶ所の警備現場で、違法な長時間労働をさせたとして、同社に是正勧告していたことが4日分かったと報道されている。

勧告対象の現場の社員は、7月時点で計44人。過労死ラインとされる月100時間を超える残業を繰り返していたという。勧告は9月29日付。

警備業界では、深刻な人手不足のため、長時間労働が常態化している企業が後を絶たない。7月にも全国展開する警備会社「コアズ」(名古屋市)が、残業代未払いで仙台労基署から是正勧告を受けたことが発覚している。

以上、

警備会社は、非正規採用が多く、超低賃金で採用されている人たちが多い。しかし、現実、低賃金で新たな人手を採用することは困難、結果、違法残業させた方が安上がり。非正規の雇用者も賃金が安いことから残業には前向きに対応するという歪んだ雇用状況下にある。