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米華字メディア・多維新聞網は10月5日、中国が米軍空母の香港寄港を認めたことで、中朝関係の悪化がより鮮明になったと報じた。

韓国紙・東亜日報は5日、米軍の原子力空母ロナルド・レーガン(母港:横須賀)が15日に朝鮮半島の北方限界線(NLL)付近にまで北上し、韓国海軍とともに北朝鮮の大陸間弾道ミサイルの追跡や破壊を想定した軍事演習を実施する予定であり、中国がすでに同空母が、寄港先の香港から出航することを許可したと報道した。

そして、「中国は米韓が朝鮮半島付近で合同演習を実施することに対し、朝鮮半島情勢を激化させるものだと批判し続けてきた。しかし、今回、中国が米空母の香港からの出航を認めたことは、北朝鮮が、18日に開幕する第19回中国共産党大会前後に挑発を行うと宣言するなかで、米韓による北朝鮮への武力行使を黙認するものだ。中朝間の亀裂はすでに拡大しつつある」と論じている。

香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは2日、ロナルド・レーガンが北方限界線を超える可能性が高くなっていると報じた。

英紙フィナンシャル・タイムズ(日経新聞子会社)によると、全国人民代表大会外事委員会の傅瑩主任委員が「平和に向けたいかなる協議にも縛られることなく、北朝鮮は、核の道をますます進んでいる。同時に中国との関係も悪化した」とコメント。アナリストからは「米韓合同演習に強く反対してきた中国が、米空母を香港から出航させ、北朝鮮近海での武力威嚇を許したことは、中朝関係悪化の確たる証拠である」という見方が出ていることを伝えた。
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東亜日報の全記事
中国が15日頃、日本海の北方限界線(NLL)付近まで北上し、韓国海軍と高強度の合同訓練を行う米軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」(CVN76・10万2000トン)が、今週、香港を寄港することを許可した。

米韓合同訓練を強く反対してきた中国が、北朝鮮付近で武力示威を行う米軍の原子力空母の寄港を許可したのは、中国の北朝鮮に対する圧力メッセージという観測が流れている。

9月末、米国の戦略爆撃機B1B(「死の白鳥」)が、NLLを越えて武力示威を行ったのに続き、ロナルド・レーガンを始めとする空母打撃群が10月15日前後、NLL周辺海域の北朝鮮に最も近い海域まで北上し、対北攻撃訓練を行う予定。

ロナルド・レーガンは、韓国海軍と共に北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)など弾道ミサイルの探知追跡と迎撃訓練も行う。

2日、香港サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「(ロナルド・レーガンが)NLLを越えることへの懸念も強まっている」と報じた。

中国は、韓半島付近で行われてきた米韓合同訓練が、朝鮮半島の緊張を高め、北朝鮮の安全への憂慮を刺激しており、米国が核危機を利用して北東アジア地域で軍事覇権を追求していると批判してきた。
このような中国が、NLL付近まで北上すると発表された原子力空母の香港寄港を許可したのは、習近平執権2期を知らせる第19回全国代表大会(10月18日から)の前後に北朝鮮の挑発が憂慮されている状況で、米韓の対北武力示威に対する「黙認」と読むこともできる。

米原子力空母の香港寄港は2年ぶり。中国は、南シナ海領有権問題で米中間の緊張が高まった昨年4月、米原子力空母「ジョン・C・ステニス」の香港入港の要請を拒否していた。
以上、

元々、習・金は双方就任来5年も経つものの、隣国且つ友好国関係でありながら、訪問どころか1回も首脳会談も開催しておらず、習の本音は肌が合わない金を排除してもらいたいというもの。

中国は、韓国により南北を統一させ、昔のように朝鮮半島を属国化させるのが狙い。朝鮮半島に核もなければ、THAADも、駐留米軍もいないことを想定している。
中国は戦わずして、金も出さず、美味しい利だけを取る策士。
金がキレないことを祈るだけだ。
ロシアは北朝鮮に対し何を伝授したのだろうか。
10月10日は今年最後のビッグイベント「朝鮮労働党創建記念日」