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国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)の執行委員会(58ヶ国)は13日、イリナ・ボコバ事務局長(65)=ブルガリアの元ゴリゴリの共産党員=の後任を選ぶ決選投票を行い、フランスのオードレ・アズレ前文化相(45)が、過半数の30票を獲得し当選した。
28票だったカタールのカワリ前文化相(69)に僅差で勝利した。
30日からのユネスコ総会で、信任投票を経て就任予定。
2期8年も務めた左より過ぎのボコバ氏に続き、2代連続で女性が事務局長となる。米国、イスラエルの脱退という危機の克服へ手腕が注目される。
事務局長選には計9カ国が立候補。アズレ氏は中東の反カタール票を集めることに成功した。
以上、

カタールは、米トランプがサウジアラビアにけしかけた国交断絶、これによりカタールと国交断絶した中東・イスラム圏票までもが仏アズレ氏に動いたものと見られている。

ただ、女性の場合は、情緒に左右され過ぎるところがあり、2代続くのはいかがなものかと思われる。アズレ氏はオランド政権下のフランス社会党出身。まだ若く手腕は不明。

日本は、まだ今年の分担金(約34億8千万円)を支払っておらず、ボコバ事務局長下では、中国が反日に利用した南京虐殺遺産を登録させ、日本の明治遺産では韓国に政治利用され、宗像遺産ではユネスコ調査委託先のNGOイコモスからも嫌がらせを受けた。
現在、反日政治利用の極め付きの慰安婦遺産が、中韓から登録申請されており、11月に交代するまでに結果が発表される。最後の仕事で逆に登録される可能性もある(そのため、日本は支払いを留保しているのだが・・・)。
(ただ、アズレ新体制では、日本は、仏には、東京五輪誘致での賄賂の金の玉を握られている。現在、仏との核増殖炉の共同開発で黙らせてはいるが・・・)
しかし、慰安婦が登録でもされれば、それ次第では、日本も脱退することを真剣に考慮する必要があろう。
そうしなければ、日本に関係なくともユネスコの政治的な利用が今後とも続くことになる。

これまでにユネスコが問題になっているのは、政治化、政治利用化、放漫運営、縁故人事。
(歴代最悪の国連事務総長であった韓国人・潘基文時代の国連とまったく同じ問題、国連の機関の一つがユネスコ)。

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