冷凍魚介類卸売の（株）西日本冷食（福岡市東区香椎照葉３－２－１、代表：井口浩一）は１１月２２日、福岡地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。

負債額は約１０億円。

同社は平成２１年９月前社長の日野美貴氏が設立した冷凍魚介類卸売会社。日野美貴氏は２０１３年６月、食品添加物不使用の冷凍ボイルシャコを主に扱い、平成２８年８月期には約１０億円の売上高を計上していた。一方で、事業を拡大し韓国への工場進出、養鰻業に乗り出すなど積極的な投資も行っていた。

しかし、本業の冷凍水産物が仕様皮膚今日の煽りを受け、売上高が低迷、借入高も大きく、返済に追われ資金繰りを悪化させ行き詰った。

以上、

女性に弱い、国の表彰に弱い官庁・地銀。

日野氏は最後まで会社にとどまるべきではなかったろうか。

成功も失敗も紙一重だったかもしれないが、利益が確実に出るコアになる事業を育て上げ、次の事業を展開すべきではなかったろうか。