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地元唯一の夕張高校の魅力を高めようと夕張市が行っているインターネットを通じた資金調達、「クラウドファンディング」は目標の3倍を超える2000万円あまりに上り、市は市外から生徒を受け入れる事業などに活用することにしている。

財政再建とマチの再生に取り組んでいる夕張市は、子育て世代の定住や移住を進めようと、市内唯一の高校である夕張高校の魅力を高める事業に取り組んでいる。

この事業の財源の一部は、インターネットを使って一般の人から資金を調達する「クラウドファンディング」で集まった資金を活用することにしていて、今年7月から目標金額を700万円として募っていた。
夕張市によると11月24日の午後1時の時点で、延381人から目標の約3倍にあたる総額で2112万円が集まり、当初の予定より1ヶ月あまり早く募集を締め切ったという。

夕張市では、集まった資金を
1、 著名人を招いた特別授業の企画・運営や、
2、 公営の学習塾の設置
にあてる予定で、目標を超えた資金については、
3、 市外から生徒を受け入るための事業
などに活用することにしている。
夕張市は「全国から多額の寄付が寄せられたことに心から感謝を申し上げたい」とコメントしている。
以上、報道参照
旧産炭地夕張、バブル時代の市あげての投資に失敗し、財政は破綻状態まで陥り、現在、都から夕張市支援に派遣された若い人が都職を辞め、市長になっている。
国は、夕張地区の国会議員に有力者がいなかったのか、冷たい対応を取り続け、地元は負けじと頑張っている。市が市民に行っていた「あったら便利などのサービス」も大幅にカットしている。職員数を減らしているからしようにもできないのが実態だ・・・。

日本の財政事情は企業が空前の利益を上げているにもかかわらず、赤字国債を切りまくっている。アベノミクス終了後は、小泉時代のように聖域なき削減が実施されることになる。地方自治体は安倍首相の時代に、少子高齢化・過疎化が進展する中でも財政破綻しないような基盤づくりが今、求められている。
首長は票稼ぎに、あったら便利に公共投資すべきではない。後々維持経費に泣くことになる。
良い見本になるのが今の夕張市ではないだろうか。