sponsored

米大手旅行誌「コンデナスト・トラベラー」が17日発表した「最も魅力的な世界の都市ランキング」の1位に、東京が2年連続で選ばれた。京都も3位にランクインした。

同ランキングは、読者の投票によるもので、1位から10位は、東京、ウィーン、京都、バルセロナ、パリ、シドニー、マドリード、バンクーバー、ローマ、ミュンヘンの順となった。
京都が昨年の2位からランクを落とす一方、マドリードとミュンヘンはそれぞれ昨年の27位、38位から大きくランクを上げている。京都を抜いたウィーンは昨年10位だった。客の旅嗜好が、何かで大きく変化することを実証している。
東京は、「超近代的な高層ビル群と、寺社や森林との混在」を評価したことを紹介している。

<森財団の国際都市ランキング>
森記念財団が発表している国際都市ランキングでは、各都市を経済、研究開発、文化交流、居住、環境、交通アクセスの分野を数値化し、その合計点でランクを付けている。
1位はロンドン(1560.1点)で6年連続、2位はNY(1386.3点)、3位は東京(1354.7点)、4位はパリ(1282.1点)、5位はシンガポール(1224.6点)、6位はソウル(1143.5点)、7位はアムステルダム(1129.8点)、8位はベルリン(1107.8点)、9位は香港(1090.1点)、10位はシドニー(1078.0点)となっている。

あくまで、森財団の都市戦略研究所が査定したもの。

私的には、ロンドンの評価はブレグジットにより、為替安経済不安を抱えている。NYはアメリカのブランド価値が、銃乱射+武器商人トランプにより大きくダウンしている。安全な都市かどうかも重要なポイントのはずだろう。
こうしたランキング会社や調査機関ののランクは、恣意も入り、金も入るところもあり、あくまで参考程度。また、分析内容にも注意が必要。

1121_02.jpg