sponsored

鮮魚・活魚加工卸の和歌山共和水産(株)(大阪府堺市美原区今井190-2、代表:山田直樹)は12月12日、事後処理を山岸久朗弁護士(電話06-6354-3334)ほかに一任して、事業を停止した。

負債額は約24億円。

同社は昭和62年創業の鮮魚加工販売業者。鮮魚・活魚の加工品を大手回転寿司チェーンなどに卸販売し業績を伸ばし、回転寿司定番のサーモンもノルウェーから輸入し加工していた。加工場も衛生管理されたHACCP認定仕様、スーパーへも販路を拡大させ、平成29年5月期には約75億円の売上高を計上していた。

しかし、借入金に依存した大阪工場の改修、東京工場設置など積極的な設備投資に、採算性は薄利なうえ回収も長期化、資金繰りが悪化、一部支払い遅延も散見され、信用不安が広がっていた。

商号
和歌山共和水産株式会社
代表取締役
山田 直樹
本社所在地
587-0061 大阪府堺市美原区今井190-2
創業
1986年3月1日
資本金
2,000万円 売上高75億円(平成28年度)
営業内容
鮮魚加工および活魚・鮮魚・水産加工品の販売 ECサイト運営
取扱品目
ハマチ・タイ・サーモン・ヒラメ・カンパチ・シマアジ・フグ・マグロ・ハモ・アンコウ・・・他
従業員数
180名(パート含む)
取引銀行
商工中金/大阪支店 紀陽銀行/深井支店 みずほ銀行/横山町支店
営業所
築地営業所:東京都中央区築地2-14-2 築地NYビル5F
東京工場:東京都中央区豊海町3-14