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旧竹八竹味真(株)で魚介類の粕漬など製造のサガシーフーズ(株)(佐賀県小城市芦刈町芦溝128-3、代表:竹下直紀)と関連で旧(株)竹八の(株)東京フーズ(同、同)の2社は12月12日、佐賀地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、奥田律雄弁護士(電話0952-40-7676)が選任されている。

負債額はサガシーフーズが約3億5千万円、東京フーズが約2億5千万円。

サガシーフーズは平成2年11月に設立された旧、竹八竹味真(株)。フグ、鮭、貝柱などの魚介類の粕漬・西京漬などの製造を手がけ、以前は10億円以上の売上高を計上していた。しかし、材料価格の上昇から採算性を悪化させ、リストラにより業績回復を図っていたが、アベノミクスによる円安で輸入材料コストが大幅上昇、採算性を悪化させる中、企業や個人の盆暮の贈答品の減少から同社の売上高は減少し続け、経営不振に陥り、同社は事業を東京竹八(株)(住所:同、代表:岩崎裕輝朗)へ譲渡し、負債を抱え、今回の措置にいたった。

(株)東京フーズは旧(株)竹八で旧竹八竹味真(株)の東京支店を分離し、営業部門として独立させていた会社。旧竹八竹味真(株)=サガシーフーズ(株)に連鎖して今回の措置となった。

なお、旧竹八竹味真の事業は東京竹八(株)により継続されている。