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欧州連合(EU)の欧州委員会は21日、自動車輸送費の価格カルテルを行ったとして、日本郵船や川崎汽船など海運4社に対し、総額3億9500万ユーロ(約4億8800万ドル/約521億円)の制裁金を科した。

車輸送費の価格カルテルで制裁金が科されたのは日本の2社のほかに、チリのCSAVVAP.SNとノルウェーのワレニウス・ウィルヘルムセワレニウス・ウィルヘルムセン・ロジスティクス(WWL)。

欧州委は声明で「価格を操作し、顧客を分配し、企業の機密情報を交換していた」と指摘した。

商船三井は欧州委にカルテルを申告したため、制裁金が免除された(リニエンシー)。

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