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気象庁が「新燃岳の噴火は休止状態に入っている。今後も引き続き警戒が必要」としたものの、10日午前02時ころには火砕流を伴う噴火を発生させている。
安易な休止状態発表は危険だ。
10日午前02時前には噴煙が一連の噴火で最も高い4500メートルに達したほか、大きな噴石が火口から2キロ近くまで飛んだ。

気象庁は、午前5時すぎ、改めて噴火警戒レベル3の火口周辺警報を発表し、警戒が必要な範囲をこれまでの火口から約3キロから4キロに拡大した。
以上、

噴煙の高さは大きさをそれほど表さない。上空に強い風が吹いている時と上空まで風が吹いていない時では、同じ量の噴火ででもまったく異なる。

気象庁も学者も新燃岳の火口下のマグマの状況がどうなっているのか、誰にもわからない。過去のデータに基づき、地震計やGNSSや傾斜計などのデータを駆使して推論しているに過ぎない。
地震もまったく同じだ。50キロも100キロの地下の状況など誰にわかろうか。御用学者か?
人は危険性評価資料に基づき、常に予期できるものを見つけ予防・対策を練るしかない。

左から3月10日午前2時の爆発・午前4時27分の爆発・同04時29分の状況
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