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スペイン警察は、世界の40を超える国・地域の100以上の銀行などのコンピューターをハッキングし10億ユーロ(約1310億円)超を盗み出した疑いで、ハッカー集団の首謀者らをスペイン南東部アリカンテで逮捕した。欧州警察機関が26日発表した。

欧州メディアは、首謀者はウクライナ人と報道している。

ロシアなど出身の共犯者3人も逮捕された。日本の被害は伝えられていない。

発表などによると、同集団は2013年以来、金融機関職員にマルウエア(悪意あるソフト)を仕込んだメールを送信。各社のコンピューターを感染させてATMから現金を不正に引き出したりしていた。