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オランダ外務省がルッテ首相の訪中に同行した企業・研究機関代表に対し、情報漏洩の恐れがあるとして、持参するコンピューターから機密情報を抜くよう書簡で指示したとフォルクスクラント紙が9日報じた。

 首相は8~13日の予定で訪中している。同紙によると、書簡は同行の165企業・機関に渡航前に送られ、「中国政府はあなたや企業のすべてを知りたがっている。中国ではコンピューターと電話はすべて傍受されていると想定するように」と警告。情報漏洩を防ぐため、
(1)コンピューターに保存する情報は必要最小限とし、残りは削除
(2)中国側から贈られたUSBメモリーは使用禁止
(3)オランダで使っていた携帯電話は電源を切り、現地で買ったプリペイドカード式携帯を使用
など13項目の対策を指示した。

 首相に同行する政府職員には、不要なアプリを削除した携帯電話が支給され、必要な重要文書は印刷して運ばれたという。
以上、

日本はどうだろうか。
二階俊博総務会長(当時)は2015年5月、3000人の実業家を引き連れ、習近平氏に会いに行ったが・・・。
国家挙げてセキュリティに無縁の人たちばかり、問題が生じてもすぐ忘れる人たち。情報が漏れる一方で、軍事的なプレゼンスは強化するばかり。
韓国のパソコンの例もあり、自衛隊は、機密情報を漏えいさせていないか心配だ。漏出させてもお互いの幸せのため、隠蔽すれば誰にもわからない。
性善説などまったく通用しない外交、少しくらい、オランダを見習うべきだろう。
100%米国とともにあるアメリカでも同じことが言える。挙句、ほくそ笑んでいると世界に向け中傷される始末。NOと言えない日本人・・・黙ったまま怒ることも知らない。

日本で販売された中国製の携帯電話、バックドアが見つかった問題も、間違ってましたすぐ解除しますで済ましてしまう日本。見つかるまで全部、通話内容や通信内容が中国政府機関で傍受・キャッチされていた。