sponsored

米ウォール・ストリート・ジャーナルは9日、複数の米国防当局者の話として、中国が軍事拠点化を進めている南シナ海のスプラトリー諸島の人工島に、軍事用の電波妨害装置を設置したと伝えた。

中国はこれまで人工島の整備について、海難救助や漁民保護などの非軍事的な目的を理由に挙げている。
同当局者は「電波妨害装置は、軍事目的のみに用いられる」と矛盾を指摘している。
これに対して、中国国防省は、「国土防衛のための当然の権利」と主張している。

電波妨害装置が設置されたのは、同諸島のファイアリー・クロス、ミスチーフの2礁で、衛星写真から確認されている。過去90日間に設置されたという。同紙は同装置の設置により、米軍が南シナ海で実施する台湾防衛などの作戦に影響が出る可能性を指摘している。
以上、報道参照

やりたい放題の中国。

中国が国際法を踏みにじり、屁理屈で7島を埋立て、うち4島にもすでにレーダサイトを設け、南シナ海を航行する船舶の監視に当たっている。
日本政府が、中国ににじり寄るため前のめりになり、中国の一帯一路戦略に乗ろうとしているが、中国は、ターゲット国へ経済支援名目でのインフラ投資を進め、相手国を借款まみれにさせ、軍事拠点を作り続けている。経済・軍事一体戦略であることは疑いようのない事実である。
エチオピア・ジブチ・スリランカ・モルディブ・バヌアツなどなど、すでに中国軍の軍港を設けたり、今後、設置しようとしている。

0411_03.jpg