sponsored

原鶴温泉の老舗温泉旅館「延命館」(福岡県朝倉市杷木志波26-2)を運営していたEMK(福岡市)は5月17日、福岡地方裁判所において、特別清算の開始決定を受けた。

負債額は約2億円。

同社は、1930年創業の原鶴温泉の老舗旅館「延命館」の経営会社。同旅館は温泉客の減少から、過去の改装などで借入金が経営を圧迫し、債務超過に陥っていた。

同社は事業を新会社(株)延命館(福岡県朝倉市杷木志波15-2、代表:井上恵吾)を設立して譲渡し、同社は解散を決議していた。

同旅館は昨年の豪雨被害は受けていない。「延命館」は引き続き新会社(株)延命館により運営されている。