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出版・編集・イベント企画の(株)オフィシャル・タブー(東京都世田谷区砧8-26-28、代表:椎名桜子)は5月21日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、佐々木奏弁護士(電話03-6266-8510)が選任されている。

同社は作家の椎名桜子氏が平成13年5月に設立した出版編集・企画事業者。椎名桜子氏は作家として昭和63年に「家族輪舞曲(ロンド)」を発表し、同作品は映画化され評判となった。ただ、その後ヒット作はなく、会社の業績も悪化し続けていた。また、債権者より破産を申し立てられていた。

椎名桜子氏は、子供時代はモデル、作家として22歳のときに出版した「家族輪舞曲(ロンド)」が評判になったが、ヒット作はそれきりだった。作家・自主映画監督・水中写真家などの分野で活動していた。同社は展示会に出展したり、ヘンゼルとグレーテルという店舗を運営もしたりしていたようだ(現在は不知)。