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ANA-HDは1日、全日空の元社員で嘱託社員の60代男性が不正な取引を繰り返していたとして、同日付で懲戒解雇にしたと発表した。

男性は取引先に多額の遊興費を負担させていたという。

ANAHDは警視庁への刑事告訴や被害届の提出を検討している。

ANAHDによると、男性は全日空商事に出向していた2016年5月~17年9月、システム開発をめぐり、取引先との業務委託契約で作業人員を水増ししたほか、委託項目を偽造、全日空商事に必要以上の支出をさせ、取引先は男性が使った遊興費計約1100万円を負担したという。